動画制作のポイント
MOVIE POINTS
SNS動画広告
SNS動画広告制作のポイント
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「SNS広告を活用したいけれど、ユーザーの目に止まるのか心配」。そんなお悩みはありませんか?近年さまざまな企業が活用しているSNS動画広告。タイムラインにあふれる広告に埋もれずユーザーの目を引くには、「動画広告」がおすすめです。
本記事では、SNSで動画広告を展開するメリットやSNS動画広告の基礎知識、効果的な動画広告を作るポイントを紹介します。
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SNS動画広告とは?
SNS動画広告とは、その名の通りSNSで表示される動画広告のこと。近年、若者に限らず幅広い年齢層で、TwitterやInstagram、YouTubeなどのSNSユーザーが増えています。 令和4年、総務省が発表したデータによると、現在国内でInstagramを利用しているユーザーは全年代合わせて男性が42.3%、女性が54.8%。YouTubeを利用しているユーザーは男女どちらも87.9%と、過半数を大きく超える結果に。 また、動画プラットフォームの急速な成長に伴い、動画視聴人口は伸長。企業にとって、リーチできる母数が大きなSNSの動画広告は、自社のファンや見込み顧客・潜在顧客との重要なコンタクトポイントです。
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SNS動画広告のメリット
短時間で多くの情報を伝えられる
動画広告は、音や映像を使うことで、多くの情報を短時間で伝えられるメリットがあります。静止画では伝えきれない情報はナレーションで補足することができ、文章だと複雑になりがちな調理法や組み立て方法、ビフォーアフターや使用イメージも映像で見せることでわかりやすく伝えられます。
ユーザーの注意を引き、印象付ける
TwitterやFacebookのタイムライン上に流れてきた動画広告に、おもわず目をとめた経験はないでしょうか?動くものは人間の注意を引きやすいと言われており、動画広告の中でもテキストの投稿に紛れて表示される「インフィード広告」は、特にユーザーの注意を引くことができます。
ターゲットを絞り込み、行動を後押しする
SNS動画広告は、年齢・性別・地域・興味などのデータから、商品やサービスに関心を持つターゲットを絞り込み、ピンポイントでのアプローチが可能です。また、テレビCMと異なり、リンクボタンの挿入で、購入や資料請求など、ユーザーへのアクションを促せます。
魅力的な動画は拡散が期待できる
SNSの多くは「シェア」や「リツイート」などの拡散機能が備わっており、ユーザーが気に入ったコンテンツを拡散できます。インパクトのある動画や魅力的な内容の動画を発信することでユーザーの共感を得られれば、大きな拡散が期待でき、高い費用対効果が見込めるでしょう。
効果測定が可能で改善しやすい
SNS動画広告は、分析ツールによって再生数や視聴時間、クリック数などが測定できます。 ユーザーが興味を引くアプローチや離脱ポイントが分析できるため、改善すべき点が明確になり、次の施策に生かすことができます。
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動画広告制作の手順
動画広告を制作するにはまず、目的を明確化した上で商品を届けたいターゲットをペルソナ化し、配信先を選定、コンセプトの設定を行いましょう。その後構成を決定し、必要な素材を絵コンテなどで固めたら、撮影、編集を行います。ここでは、それぞれの工程でどんなことをすべきかを詳しく紹介します。
1 | 目的とペルソナの明確化 | 「ブランド認知」や「キャンペーン集客」など、動画広告を作る目的を定め、社内での認識を共有するためにペルソナを設定します。ペルソナは性別や年齢のほか、趣味や家族構成、解決したい課題など、人物がイメージできるよう具体的に設定しましょう。 |
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2 | 配信先の決定 | その商品やサービスが男性向けなのか女性向けなのか、どんな年代に向けたものなのかによって、最適な配信先は異なります。老若男女、幅広い世代ならばYouTube、中高年層の男性であればFacebook、10代〜30代の女性であればFacebookがおすすめです。 |
3 | コンセプトの設定 | ユーザーが広告に注目するのはほんのわずかな時間です。動画広告を成功させるには、限られた時間で商品の何を伝えたいのかを考えてコンセプト化し、そのコンセプトが伝わる表現を考えることが大切です。 |
4 | 構成の決定と共有 | コンセプトに沿った表現が固まったら、伝える順番を考え、構成を組んでみます。一般的には、はじめに悩みや課題でユーザーの興味を引いて商品を提案し、最後にアクション促進を行う流れとなっています。構成が決まったら、社内での認識のズレを防ぐために、絵コンテなどで共有しましょう。 |
5 | 動画の撮影と編集 | 動画素材を撮影し、広告を掲載するSNSの規定に沿ったサイズ、ファイル形式で動画を作成します。編集後にサイズの変更を行うのは難しいため、編集する際にサイズをしっかり確認しておきましょう。 |
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SNSごとの最適な動画の長さを紹介
SNSでは基本的に1分程度のショート動画が好まれ、動画広告においても、1分以上の動画は離脱されやすく効果が落ちると言われています。しかし、SNSの種類によって、それぞれ効果的な動画の長さは異なります。ここでは、SNSごとの最適な動画の長さを紹介します。
ユーザーがひとつひとつのコンテンツにじっくりと向き合う傾向があるFacebookでは、比較的長めの動画でも視聴するユーザーが多いと言われています。そのため、商品の特徴をしっかりまとめた1分前後の動画がおすすめです。
Twitterは投稿できる文字数が少なく、Facebookと比較してもユーザーの観覧スピードが速い傾向にあります。動画広告も短い時間が好まれるため、30〜40秒程度の動画がおすすめです。冒頭の数秒でユーザーに印象付け、認知獲得のために活用するのがよいでしょう。
インスタグラムの場合は、スマホの画面幅いっぱいに表示できるストーリーズへの投稿がおすすめです。ストーリーズは15秒で画面が切り替わるため、冒頭でユーザーを引き込むキャッチーな画像やワード、ナレーションを用意し、15秒以内にアクションへ誘導しましょう。
YouTube
YouTubeのユーザーはPCでじっくりと動画を観ることに慣れているため、他のSNSとは異なり、2分前後の長尺でも最後まで視聴してくれる確率が高いと言われています。数秒間のバンパー広告で注意を引き、長尺の動画広告でしっかりとストーリーを展開してコンバージョンまでつなげるのがおすすめです。
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効果的なSNS動画を制作するコツ
ユーザーを引き込むSNS動画には、いくつかの共通点があります。ここではSNS動画の効果を引き上げるテクニックを紹介します。
魅力的なサムネイル
タイムライン上にあふれる動画の中で、ユーザーの興味を引けるかどうかはサムネイルにかかっているといっても過言ではありません。サムネイルを作成する際は、動画を視聴するメリットが瞬時に理解できるよう、「この動画でどんな情報が得られるか」を明確にアピールしましょう。
冒頭2秒のインパクト
ユーザーは、動画の冒頭のわずか2〜3秒で視聴を続けるかどうかを判断します。動画を作成する際は、冒頭にユーザーの興味引き込むようなキャッチやアクションを用意し、離脱を防ぎましょう。
結論から伝える構成
最初の2秒をクリアしても、本題に入るまでが長く、要点を掴めない動画はユーザーが離脱してしまいます。構成を組む際は単刀直入に結論から入るのがおすすめ。その理由や背景を後からわかりやすく説明することでユーザーの興味を持続させましょう。
効果的なテロップ
動画広告に適度なテロップを挿入することで、ユーザーの理解が深まります。また、交通機関など、音声を出せない状況下でもテロップがあれば内容を理解できます。効果的なテロップを作成するためには、「無音でも伝わること」を意識すると良いでしょう。
アクションへの誘導
最後まで動画を視聴したユーザーは、商品やサービスについて「もっと知りたい」という気持ちが高まっています。動画終了後、「会員登録はこちらから」など、ユーザーを動かすための導線を用意し、目的に沿ったアクションへ誘導しましょう。
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SNS動画広告は目的によって使い分けよう!
SNS動画広告は、媒体や長さによって得られる効果が異なります。上手に使い分けることで、認知獲得やコンバージョンアップに役立てましょう。
企画力やクオリティを求めるのであれば、プロに制作を依頼するのがおすすめです。動画パートナーは、拡散される動画広告の企画から、撮影、編集までトータルでおまかせいただけます。
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