動画制作のポイント
MOVIE POINTS
サービス紹介動画
サービス紹介動画制作のポイント
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「新しいサービスで世の中を良くしたい!」そんな思いでサービスを開発する企業が増えています。しかし、まだ世の中にないサービスの魅力を、できるだけ多くの人に、わかりやすく伝えるにはどうすれば良いのか……。そんな悩みを持つ担当者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、無形のサービスの価値を映像化して多くの人に届けるサービス紹介動画について解説します。サービス紹介に動画を活用するメリットや制作のポイントを頭に入れ、動画制作時の参考にしてみてください。
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サービス紹介動画とは?
一般的に、無形のサービスのメリットや価値を視覚化し、ユーザーにわかりやすく伝えることに特化した動画を、サービス紹介動画と呼びます。 近年、自社のサービスをSNSで発信する企業が増えています。一方で、SNSで行うPRや広告は多くの発信に埋もれてターゲットの目に止まらないことも多く、いかにサービスを認知させるかは多くの企業の課題となっています。 そこで注目されているのがサービス紹介動画。テキストや静止画だけでなく、映像や音楽、アニメーションなど、多様な表現を使ってサービスの魅力を表現できるサービス紹介動画は、多くの発信に埋もれにくく、ユーザーを引きつけます。さらに、短い時間でサービスへの理解を深め、好感を得ることが可能です。
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サービス紹介動画制作のポイント
無形のサービスをわかりやすく紹介するには、企画や構成力が重要です。ここでは、サービス紹介動画を制作する際に留意したい、企画や構成のポイントを紹介します。
サービスを利用した時のイメージを伝える
これまでにない新しいサービスは、その必要性をイメージしづらいもの。サービス紹介動画では、ユーザーがそのサービスによって得られる変化を明確に伝えましょう。サービス利用者のリアルな口コミやユーザーインタビューは、第三者の体験を通して、自然な流れで利用のメリットを伝えることが可能です。
他社と比較した際の優位性を伝える
サービス紹介動画を見ている視聴者の中には、複数のサービスを比較検討している人もいます。動画の内容がどんなに魅力的でも、他社と訴求が重複していては視聴者の印象には残らないでしょう。サービス紹介動画を作成する際は、自社のサービスの唯一無二の特徴を見つけ出し、他社と比較した際の優位性をしっかりと押し出しましょう。
問題提起でターゲットを引きつける
視聴者が広告動画を視聴し続けるかどうかは、冒頭の数秒にかかっていると言われています。たとえば、商品のスペックをあげていくだけの構成では、視聴者が自分ゴト化できず、離脱しがちです。一方で、課題や悩みから始まる構成は視聴者の共感を集めやすく、注意を引くのに有効でしょう。ターゲットを絞って問題提起を行い、「その先が見たくなる」動画制作を心がけましょう。
演出と構成を工夫して退屈させない
冒頭で視聴者の興味を引くことに成功したら、最後まで動画を見てもらうことを意識しましょう。音楽やアニメーション、効果音などの演出は、視聴者の注意を引く方法として有効です。また、SNSを活用する若年層は、結論を引っ張られることを嫌う傾向にあります。課題と解決策、具体的な利用シーンの紹介という流れをスムーズに作り、離脱されずにサービス契約画面まで誘導しましょう。
ユーザーのアクションを後押しする
最後まで動画を見たユーザーは、契約への意欲が高まっている状態だと言えます。動画の最後には、問い合わせページの案内やサービスの利用方法など、ユーザーが次に取るべき行動を後押しする仕掛けを入れましょう。
決裁者を意識した情報を伝える
企業向けサービスの場合、動画を視聴する担当者のほか、最終的に決裁権を握る人物を意識した動画作りが重要です。「サービスの導入によってどんな課題を解決できるのか」「他社と比較するとどんな部分に優位性があるのか」「導入にはどんな費用がどれくらいかかるのか」など、動画を見た担当者が決裁権を持つ人に説明できる情報を、わかりやすく簡潔に伝えましょう。
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サービス紹介動画の役割
サービス紹介動画は、おもに以下の3つの役割を果たします。
- ①サービスの利用方法やメリットを訴求する
- ②サービスを疑似体験させる
- ③サービスのブランディングを行う
ここでは、これらの役割について詳しく解説します。
1 | サービスの利用方法やメリットを訴求する | サービスの仕組みや利用方法が複雑で難しいと感じると、検討段階から外れてしまうことはありませんか?テキストでの解説はユーザーにとってハードルが高く、「難しい」と感じてしまいがちです。そんなときに動画を活用することで、情報のスムーズな理解を促すことが可能です。 |
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2 | サービスを疑似体験させる | サービスは無形です。だからこそ、どんなに魅力的な言葉で説明されても体験するまでは信用できないのがユーザー心理ではないでしょうか。サービス紹介動画は、ユーザーがサービスを利用したことで得られる変化をドラマやドキュメンタリーで疑似体験させることが可能です。自分がサービスを受けた時のリアルなイメージが描けることで、契約への後押しができるでしょう。 |
3 | サービスのブランディングを行う | ユーザーにサービスを認知してもらい、記憶に残すためにはブランディングが重要です。サービス紹介動画は、映像や音楽、字幕、ナレーションなどさまざまな表現を組み合わせることで、視聴者の感情に訴え、印象に残すことが可能です。内容だけでなく世界観を作り込んだ動画で、サービスのブランド力を高めましょう。 |
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サービス紹介動画制作の流れ
サービス紹介動画は、企画・撮影・編集の3行程で作られます。以下では、行程ごとの内容を確認していきましょう。
①企画
誰が(WHO) | 企業や「中の人」、開発担当者など、動画の主語(語り手)を具体的に設定します。 |
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誰に(WHOM) | 消費者(toC)なのか、企業(toB)なのかを明確にするほか、性別や年齢、地域などの属性を定め、動画のターゲットとなる人物をペルソナ化します。 |
いつ(WHEN) | 「商品を検索した時」、「SNSを眺めている時」など、ユーザーが動画と出会うタイミングを設定します。 |
どこで(WHERE) | コーポレートサイトやSNS、商談の場など、ユーザーが動画と出会う場所を設定します。 |
何を(WHAT) | サービスの利用方法や利用のメリットなど、動画でもっとも伝えたいことを設定します。 |
なぜ(WHY) | 「ブランドの認知度アップ」や「新規顧客開拓」など、動画を制作する理由を設定します。 |
どのように(HOW) | 「アニメーションで表現する」、「ユーザーインタビューを使う」など、6Wをどのように映像にお落とし込むかを検討します。 |
この内容を踏まえて動画のコンセプトを作り、コンセプトから脚本の骨組みとなる構成を練ります。構成が決まったら、細かい演出や表現方法を決定し、脚本に落とし込みます。
②撮影
脚本を絵コンテに起こし、撮影を行います。動画のクオリテイはサービスのイメージにも影響します。一定以上のクオリティが確保できる撮影機材やスタッフを手配し、撮影前に画質や音質をチェックしましょう。スムーズに撮影を進めるため、撮影環境の下調べを行い、雑音や不要な映り込みがないかもあらかじめ確認しておきましょう。また、動画のクオリティを引き上げるには、プロの俳優やナレーターを使うのもおすすめです。
③編集
撮影した映像を編集ソフトで編集します。視聴者を引き込み、最後まで飽きさせない動画を作るにはテンポの良い編集が重要です。動画の中で強調したい部分にはBGMやナレーションを入れるなどの演出を取り入れ、メリハリをつけましょう。また、音声が聞きとりにくい場所に字幕を入れたり、字幕の大きさや位置にこだわったりと、視聴者がストレスを感ずに内容に集中できるよう調整を行いましょう。
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サービス紹介動画で、サービスの魅力を伝えよう。
サービス紹介動画はサービスの利用方法やメリットをわかりやすく伝えられるだけでなく、利用イメージを見せたり、サービスの世界観を伝えたりする場合にも有効です。 企画力やクオリティを求めるのであれば、プロに制作を依頼するのがおすすめ。動画パートナーは、視聴者を引き込む構成の作成から、撮影、編集までトータルでおまかせいただけます。