採用動画
RECRUITMENT VIDEO
欲しい人材から応募が増える!
採用動画のメリットと制作のポイント
- 「求職者が知りたいことをわかりやすく伝えて印象付けたい」
- 「自社の理念にマッチする応募者を増やしたい」
- 「WEBやパンフレットだけでは自社の魅力をアピールしきれない」
そんな採用担当者の悩みに応えるのが、採用動画。企業の情報や思いを動画にすることで、求職者の記憶に残して応募を後押しします。
本記事では、採用動画を作るメリットから作り方のポイント、制作費の目安まで、採用動画制作に必要な知識をわかりやすく解説します。
採用動画のメリット
近年、就活生にとって採用動画の有無が応募の重要な決め手になっています。株式会社プルークスとレバレジーズ株式会社が合同で行った、就職活動生を対象にした調査では、約8割以上の就活生が、採用動画の視聴によって「志望度が上がった」と回答。また、9割近くの就活生が「採用動画があったほうが良い」と回答しました。
【出典】PROOXS お知らせ「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」
一方、企業側から見ても、就活生が積極的に視聴する採用動画は、コストをかけて制作するメリットが多数あります。本章では、企業が採用動画を制作する具体的なメリットを解説します。
1
言語化できない情報を
伝える
パンフレットやWEBサイトだけでは伝えきれない企業理念やメッセージ、仕事中の雰囲気なども、動画であれば具体的かつエモーショナルに伝えられます。映像やテロップ、BGM、ナレーションなど視覚的な情報と聴覚的な情報を複数組み合わせることで、自社の魅力を最大限に引き出しましょう。
2
ミスマッチを防ぐ
仕事の具体的な内容や先輩社員の様子など、テキストや写真ではイメージが湧きづらい「リアルな職場」を動画で見せることで、職場の雰囲気が具体的に伝わります。また、数字的なデータをグラフ化したりアニメーションで見せることで、複雑な内容も頭に入りやすくなります。動画を見た視聴者は、企業理解を深めた上で応募のステップに進むため、企業とのミスマッチも少なくなるでしょう。
3
コストパフォーマンスに優れている
採用動画はさまざまな場所で繰り返し使用でき、マッチング率にも貢献できるため、採用広告など、通常の採用活動と比べてもコストパフォーマンスにすぐれています。一度作った動画は、コーポレートサイトへの掲載のほか、採用イベントやオンライン説明会でも活用できます。また、SNSで公開することで、求職者による拡散も期待できるでしょう。
効果の出る採用動画制作のポイント
採用活動の最終的な目的は、たんに応募者を増やすことではなく、自社の求める求職者の心をつかみ、マッチング度合いを高めることにあります。本章では、求める人材に刺さり、高い効果を出す採用動画制作のポイントを紹介します。
1採用動画の目的とターゲットの明確化
「何のために」、「誰に向けた」動画をアップするのかをチーム内で共有します。たとえば、「即戦力になるキャリア採用」を目的とするならば、採用のターゲットは新卒ではなく業務経験者になります。より新しい風を吹き込みたいのであれば、異業種からの転職者を求めるのもありでしょう。実際に近年では、クリエイティブな人材を異業種で活躍させる採用もトレンドになっています。単純に「キャリア採用」だけでなく、どのような業種で働く人材の、どんなスキルを自社のどんな業務に生かしてほしいかまで、具体的に定めましょう。ターゲットの分析が詳細であればあるほど、動画の方向性が明確になり、マッチング度合いは高まります。
2動画の公開場所の決定
採用動画は、公開する場所によって視聴者のニーズが異なります。たとえば、インターンシップであれば、応募する学生はその仕事で得られる経験や、選考に関する情報を広く欲しています。一方、会社説明会であれば、同じ求職者でも応募意思が比較的高い人であることが想定されます。そのため選考情報のほかにも福利厚生やキャリアアップのポイントなど、入社までのプロセスと入社後の具体的な情報が求められるでしょう。また、SNSで公開する場合は、よりラフに、さまざまな企業の採用動画をチェックしているユーザーが想定されます。そのため、ユニークさやインパクトを重視して認知向上を狙うのがおすすめです。
3動画の訴求を絞り込む
具体的な制作フェーズに入る前に、動画のメインとなる訴求を決定します。採用活動では、訴求すべきメッセージを「4P」と呼ばれる要素に分け、自社の魅力を整理・発信していく方法が取られます。動画では、①で具体的に定めたターゲットが、4つの要素のどの部分により興味を示すのかを考え、訴求の内容と表現の方向性を定めていきましょう。
採用の4Pとその表現方法
表現方法の例 | ||
---|---|---|
1 | Philosophy (経営理念・ビジョン) |
代表メッセージ・ビジョンのイメージムービー |
2 | Profession (仕事・事業内容) |
社員の1日・プロジェクトのドキュメンタリー |
3 | People (人材・企業風土) |
社員インタビュー・チームの仕事術 |
4 | Privilege (待遇) |
福利厚生や職場の設備紹介、キャリアアップのポイント |
4差別化ポイントを明確に打ち出す
求職者は、多くの企業の採用動画を視聴し、その内容を比較しています。まずは自社のメリットを今一度洗い出し、他社と差別化できるポイントを可能な限り具体的にして「採用の4P」、①Philosophy(経営理念・ビジョン)②Profession(仕事・事業内容)③People(人材・企業風土)④Privilege(待遇)に落とし込んでみましょう。たとえば、「スキルアップできる環境」をうたっている会社は数多くあります。しかし、「新人の頃から現場で実践的に仕事を覚えられ、定期的にスキルへの評価とフィードバックがある環境」とすることで、他社と明確な差別化ができます。自社独自の理念や文化、考えを掘り下げることで、より求職者に刺さる動画に仕上げましょう。
5ターゲットを意識して演出を検討する
とことんリアリティを追求するのか、視聴者が見やすいように演出をくわえるのかによって、動画の制作方法は大きく変わります。たとえば、業務内容を紹介する際には自社の社員が実際に働いている様子を撮影するのが一般的です。しかし、リアリティよりもエンターテインメント性やインパクトを狙うのであれば、役者を起用してドラマ仕立てにしたり、アニメーションを使ったりする方が効果的でしょう。ターゲットである求職者が企業に求めているものが、誠実さや実直さであればストレートな表現方法を、柔軟性やユニークさを求めているのであれば作り込んだ演出を検討してみましょう。
6YouTubeでの公開を想定する
自社のコーポレートサイトで公開している採用動画は、比較的志望度合が高い求職者に有効です。一方で、より広く認知を獲得するのであれば、YouTubeで公開することも想定しておきましょう。株式会社プルークスとレバレジーズ株式会社による調査では、採用動画を「見たことがある」と答えた学生のうち、約5割が、YouTubeで視聴したと回答しました。動画を公開する場所によって、解像度や画面比率などのルールは異なるため、YouTubeで公開する場合は規約を確認しておきましょう。
【出典】PROOXS お知らせ「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」
採用動画を制作会社に依頼する料金の目安
採用動画は、撮影の規模や演出用法によって費用感が異なります。インタビューや社内風景の紹介に絞り込んだ数分の動画であれば30万〜80万円、ドキュメンタリーや再現ドラマなどの演出によって、100万〜200万程度の費用が想定されます。
採用動画のコストを抑えるには?
ある程度のクオリティを担保しつつ、コストを下げたい場合には、以下のいずれかの予算をカットするのがおすすめです。
1
キャスティング代行費
再現ドラマやナレーションなどのキャスティングを自社で行うことで、制作会社のキャスティング代行費用が調整できることがあります。ただし、自社の社員を起用する場合は肖像権や退職後の動画の扱いで揉めないよう、あらかじめ契約を交わしておきましょう。
2
社内撮影費
パンフレットなど紙媒体で使用した静止画を使い、スライドショー形式にすることで、動画を撮影するコストが抑えられます。一方で、スライドショーは単調になりがちで飽きられやすいため、視聴者の興味を引きつける演出の工夫が必要です。
採用動画はクオリティが命!
採用動画は企業と求職者のマッチングを高めるだけでなく、企業のブランディングにも関わる重要なもの。クオリティを重視するのであれば、制作会社に依頼するのがおすすめです。動画パートナーでは、採用動画の企画から撮影、編集まで、トータルでのご依頼が可能。企業独自の魅力を動画に落とし込みます。