動画制作のポイント
MOVIE POINTS
プレゼン用動画
プレゼン用動画制作のポイント
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パワーポイントでまとめたテキストや画像を読み進めるプレゼンに、物足りなさを感じたことはありませんか?「もっと聞き手を引き込みたい」「理屈ではなく直感的に伝えたい」と感じているなら「プレゼン動画」の活用をおすすめします。
本記事では、プレゼン動画のメリットや基礎知識、効果的なプレゼン動画を作るポイントを紹介。知識ゼロの方にもわかりやすく解説します。
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プレゼン動画とは?
プレゼン動画とはその名の通り、プレゼン内容を動画化した資料を指します。広義の意味ではたんに紙の資料を映像化したものも含みますが、より効果的なプレゼンを目指すのであれば、視覚的に理解度を深め、エモーショナルにメッセージを伝える動画ならではの演出を取り入れることをおすすめします。
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2
プレゼン動画を活用するメリット
プレゼン動画は紙のプレゼンと比較し、以下のようなメリットがあります。
- ①多くの情報を短時間で伝える
- ②理解が深まり、共感を得られる
- ③活用できるシーンが広い
それぞれくわしく見ていきましょう。
1 | 多くの情報を短時間で伝える | 2014年4月、アメリカの調査会社『Forrester Research』のJames L. McQuivey博士は「1分間の動画に含まれる情報量は(英語にして)180万語相当」という研究結果を発表しています。180万語のテキストを1分間で読み込むのは至難の業。プレゼン動画は、テキストや画像と比較しても短時間で膨大な量の情報を伝えることができるのです。 |
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2 | 理解が深まり、共感を得られる | 商品やサービスを説明する際、テキストのみでは理解が難しい専門的な成分やメカニズムの解説、複雑な組み立て方法などを動画で見せることで、直感的な理解を促します。また、活用イメージを入れることでより観客の共感を得やすくなるでしょう。 |
3 | 資産価値があり、多様なシーンで活用できる | 一発勝負のプレゼンとは異なり、プレゼン動画は自社の資産として蓄積していくことができます。そのため、WEBサイトやSNS内でコンテンツとして公開したり、営業活動で使用したりと、社内外へのプレゼン以外にも幅広く活用できます。 |
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制作の前に整理すべきこと
プレゼン動画を制作する際は、あらかじめその目的やターゲットを整理する必要があります。また、動画の構成や長さはプレゼンする場所や媒体によって変化します。下記では、それぞれの手順におけるポイントを紹介します。
プレゼンの目的・ゴールの設定
効果的なプレゼンを行うには、プレゼン動画の目的とゴールを明確にすることが重要です。「自社サービスの魅力を伝え、サービスの契約に結びつける」など、「何をプレゼンし、どうしたいのか」を具体的に共有しておきましょう。
ターゲットを定め、メッセージを設定
プレゼン動画の目的とゴールから、誰に、どんなメッセージを発信すべきかを逆算します。たとえば「サービスの契約」がゴールである場合、「サービスを導入するメリット」の中からターゲットである担当者にもっとも刺さるものを検討し、メッセージ化する必要があります。
表現方法と公開場所を決定
アニメーションとドキュメンタリーでは制作期間や必要なスタッフ数が変わるように、同じ尺でも選ぶ表現によって予算が変動するため、注意しましょう。また、プレゼン動画をSNSなどに流用する場合、媒体によって最適な長さが異なるため、あらかじめどの媒体で公開するかを決定しましょう。
「絵コンテ」を作成し共有
絵コンテとは、人物の動きやセリフ、ナレーション、字幕、BGM、1カットの時間など、どこで何をどのように撮影するかを詳細に記した指示書のこと。絵コンテを作成することで、動画の全体像が社内で共有しやすくなると同時に、撮影すべきものが明確になり、撮影がスムーズに進みます。
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プレゼン動画制作のポイント
撮影に入る前に、プレゼン動画の制作にあたって前提とすべき3つのポイントを知っておきましょう。
1シーンで伝える情報を絞る
プレゼン動画は、テキストや画像と比較すると多くの情報を伝えることができます。しかし、1つのシーンに伝えたいことを複数盛り込むと、動画ならではの直感的な理解が止まってしまうため、1シーンで伝える情報は最高でも3つ、できれば1つに絞るのがおすすめです。
一貫性を持ってブランドを表現する
動画でのプレゼンは、BGMやストーリーなど視覚以外の要素が多いぶん、企業や商品のブランドを表しやすいのが特長です。表現手法はもちろん、出演者の性別や年齢、オープニングやエンディング、音楽など、細部の演出まで一貫性を持ってブランドを表現しましょう。
映り込みに気をつける
撮影禁止の施設や無関係な通行人、社外秘の資料やデスクに置かれた無関係の企業ロゴが入ったパッケージなど、画面に映してはいけないものが意図せず映り込んでしまうと、企業のコンプライアンスの姿勢やモラルが疑われます。撮影場所の背景を整理する、施設の撮影許可を取るなど、事前の準備や確認を忘れずに行いましょう。
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プレゼン動画を使ったプレゼンでの注意点
プレゼン動画は社内外でのプレゼンでいかに好印象を残すかが勝負。制作したら終わりではありません。そこで注意したいのが、上映環境でのトラブルです。せっかく素晴らしい動画を作っても上映がうまくいかず、音飛びや映像の乱れ、動画の停止などがあると、内容以上にトラブルが印象に残ってしまいます。プレゼン本番に備えて下記のポイントをチェックし、万全の体制で挑みましょう。
1 | インターネット環境のトラブル | インターネットを通じて上映する場合、事前にプレゼン会場のネット環境を確認しておきましょう。また、万が一ネット回線が落ちても通信が途絶えないよう、予備回線を準備しておくことも大切です。 |
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2 | 音声のトラブル | 音が出ない、音量がおかしいなどの音声トラブルも、プレゼン動画の失敗例としてよくある話です。慣れない機材を使おうとする、こうしたトラブルがおきやすく対応も遅れるため、本番当日の音声環境のチェックはもちろん、事前に何度か会場でテストしておくのがおすすめです。 |
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6
動画を使ったプレゼンで差をつけよう!
プレゼン動画は観客の理解が進みやすいだけでなく、感情をエモーショナルにゆさぶることができ、プレゼンの効果を大きく引き上げます。
企画力やクオリティを求めるのであれば、プロに制作を依頼するのがおすすめです。動画パートナーは、印象に残るプレゼン動画の企画から、撮影、編集までトータルでおまかせいただけます。